ネモフィラは3月から5月に小さな青い花を咲かせるとっても可愛い花です。
このネモフィラに実は怖い花言葉がある…なんて言われたらちょっとびっくりしますよね?
実はネモフィラには怖い花言葉はありません。
でもネモフィラに怖い花言葉がある、怖いというイメージがついてしまったのには理由があります。
その理由やネモフィラの開花時期、植え付け時期など基本情報も含めてご紹介していきます。
ネモフィラの怖い花言葉と誤解の理由
ネモフィラには「あなたを許す」という花言葉があります。
そしてこのネモフィラの花言葉にはギリシャ神話が深く関係しているんです。
その内容は男女のとても悲しい恋の物語です。
深く愛し合っていた男女。
男性は「彼女と結ばれるのなら命がなくなってもいい」と神に誓います。
しかし、実際に結ばれると誓いをした通りに男性は命を落としてしまいました。
残されてしまった女性ネモフィラは、男性を追いかけて冥界の門まで行き夫に会わせてほしいと懇願し、泣き崩れますがその願いは叶わず、それでも泣き続けるネモフィラをかわいそうに思った神プルトンが彼女を青い花に変えた。
というものです。
確かに明るい花言葉と意味なのかといえばそうではなく、どちらかといえばマイナスなイメージ前面に出ているような花言葉ですよね。
見た目の小さく可愛らしい姿とは裏腹に、花言葉の由来となったギリシャ神話に悲しいエピソードがあったことから、ネモフィラの花言葉は怖い、というイメージがついてしまったのかもしれません。
しかし、実際には男性と女性のとても深い愛情の物語から生まれた花言葉ですので、決してネモフィラの花言葉は怖いものではないんですよ。
ネモフィラの花言葉は?
ネモフィラは他の花と同様に色によって花言葉が異なります。
・青い花…「どこでも成功」「可憐」「あなたを許す」
・白い花…「成功」
・黒い花…「愛国心」「荘厳」
青い花のあなたを許すというのは前述した通りに少し悲しいエピソードがありますが、可憐というのはネモフィラにとてもよく合う花言葉ですよね。
白や黒のネモフィラというのはあまり目にしませんが、きれいなんでしょうね。
見てみたい!
ネモフィラの開花時期や基本情報
ネモフィラの開花時期は3月~5月です。
種まきは9月~10月に行い、肥料は9月~5月に与えます。
ネモフィラを苗から育てる
ネモフィラを種から育てたことのある方なら種から、初心者の方は苗を購入するのをおすすめします。
3月頃になるとネモフィラの苗が出回るようになりますので、この時期の苗を購入すると基本的には失敗なくきれいな青いネモフィラが咲いてくれますよ。
ネモフィラの苗はまっすぐ下に伸びていきますので、移植すると根が切れて弱ってしまいます。
そのため、優しくポットから出したらそのまま植え付けてください。
根本に土が埋まらないよに注意してくださいね。
成長すると暖かくなった時に葉が生い茂って風通しが悪くなりますので、20センチほどの感覚で植え込んでいきます。
ネモフィラを種から育てる
種から育てる場合、最低気温がマイナス5度以下になる地域の場合直植えではなく軒下の暖かい場所に移動できる方法で種まきをしてください。
種を撒いてからふるって細かくなった土を表土にかけていきます。
種がとても小さいので、水で流れてしまわないように少しだけ手のひらで抑えるようにします。
冬を越すまではとても小さな芽のままですが、春になると突然凄まじい勢いで成長を始めます。