ファンヒーターの灯油の抜き方!残りは使い切る方がいい?

ファンヒーターの灯油って余ることありませんか?

ファンヒーターの灯油を使い切れなかったけど、もう今年は使わないな…
そんな時にはファンヒーターの灯油をどうすれば良いのか、迷いますよね。

そこで、ファンヒーターの灯油の抜き方についてご紹介します。

ファンヒーターの正しい灯油の抜き方をぜひ確認してみてください。

また、ファンヒーターの灯油は無理をしてでも使い切る方が良いのかも併せて解説しています。

ファンヒーターの灯油の抜き方

ファンヒーターの灯油の抜き方ですが、実はとっても簡単です。
ファンヒーターの灯油の抜き方は、入れる時と反対にファンヒーターのタンクからポリタンクに灯油を戻すだけです。

つまり、いつもはファンヒーターのタンクに、ポリタンクに入った灯油を給油ポンプで組み上げて入れていると思います。
ファンヒーターの灯油の抜き方はその逆で、灯油タンクに給油ポンプを入れて、ポリタンクに灯油を入れていきます。

電動タイプの給油ポンプの場合、タンクに給油ホースが入らないことがありますので、その場合には100円ショップで売られている給油ポンプが細いのでおすすめです。

ファンヒーターの灯油を抜くのではなく空焚きをして使い切ろうと思われるかもしれませんが、電子制御つきのファンヒーターなら空焚きになる前に自動で止まります。

また、芯のあるストーブであれば空焚きも意味がありますが、芯のない電子制御つきのファンヒーターの場合は空焚きをしても完全に灯油を使い切ることはできず、必ずファンヒーターの底に灯油は残ってしまいます。

その場合、ファンヒーターの底に残った灯油は取り除いた方が良いですので、取り除き方は「ファンヒーターの底に残った灯油はどうする?」で解説しています。

ファンヒーター灯油の残りを使い切るアイデア

ファンヒーター灯油の残りを使い切る方法を2つご紹介します。

・梅雨時期に乾燥機として使う
ファンヒーターの灯油が残ってしまっている場合、無理をして今すぐに使い切らなければならないのかといえばそうではありませんよね。

なんとなく今すぐに使い切ってしまいたいと思うかもしれませんが、あえてタンクに残った灯油はそのままにして梅雨時期までを取っておいてください。

梅雨時期には洗濯物が乾きにくい日が続きますので、お風呂場でファンヒーターを使って洗濯物を乾かすというのはとても効率的です。

・布団や毛布を直す前にしっかり乾かす
また同じようにお風呂場や一つの部屋をお布団の乾燥場として使ってみてはどうでしょうか。

ファンヒーターを使わなくなる季節は羽毛布団や毛布などももう少しで直す時期だと思いますので、冬の間使っていた布団や毛布をしっかりと乾燥させてから収納するとダニやカビなどの予防にもなりますし、嫌な臭いなども取り除くことができるのでおすすめですよ。

ファンヒーターの灯油を入れっぱなしにしたらどうなる?

ファンヒーターの灯油を入れっぱなしにしたらどうなるのかですが、実はそこまで大きな問題にはなりません。
むしろ、ファンヒーターの灯油タンクは密閉されていますので、灯油タンク内に入れたままの灯油はどこで保管するよりも実は最も劣化しにくい環境だということです。

ただし、ファンヒーターのタンクに入れっぱなしの灯油は劣化しにくいとはいえ、色が明らかに黄色くなっていたり、灯油が劣化している場合に使用すると燃焼時にタールが発生し、このタールがファンヒーター内部に付着して燃焼不良の原因になります。

間違いなく灯油の色が正常な無色透明で劣化していない確証があれば良いですが、色がおかしかったり不安であれば、ファンヒーターの灯油は入れっぱなしにしないか、使用しないようにしてください。

ファンヒーターの底に残った灯油はどうする?

ファンヒーターの底に残った灯油は、タンク内のように密閉されていません。
空気にも触れていますので劣化している可能性が極めて高くなります。

ファンヒーターを使い終わって保管して、次のシーズンに使うと最初に強い臭いがすることがあります。
これは最初にファンヒーターの底に残った灯油が燃焼されるからです。

ファンヒーターの底に残った灯油はできるだけスポイトなどを使用して取り除くようにすると、ファンヒーターを傷めることもありません。

ファンヒーターの灯油の抜き方!残りは使い切る方がいい?まとめ

ファンヒーターの灯油の抜き方や残りは使い切る方がいいのかについてまとめます。

・ファンヒーターの灯油タンクに残った灯油は給油ポンプやスポイトで取り除く。
・灯油の残りは梅雨時期の洗濯物乾燥や布団乾燥に使える。
・ファンヒーターの灯油タンク内の灯油は必ずしも劣化するとは限らないが、使う時には灯油の色を必ず確認。
・ファンヒーターの底に残った灯油はスポイトで取り除くのがベター。

ファンヒーターは冬の間だけ使うものですし、そのファンヒーターで使う灯油もまた残量を把握しておかなければ残ってしまうこともあります。

残ったファンヒーターの灯油の抜き方や、残りは使い切る方が良いのかどうかを覚えておくだけで結構役立ちますよ♪

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